防水・屋根リフォーム

防水工事・屋根工事

劣化すると漏水に直結する屋根や防水はとても大切です。
足場を掛けたタイミングでしかできない工事もあるため、少しでも気になることがあればお早めにご相談ください。
屋根の葺き替えからシート防水、ウレタン防水、FRP防水とお客様のお建物に併せてご提案させていただきます。

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ウレタン防水

ウレタン防水

ウレタンと言われる材料を塗布して防水層を作る工法です。
狭い箇所や複雑な箇所に最も適しており、違う材料でできた既存の防水層との相性も良いため屋根(シングルやコロニアル、スレート、瓦などにも!)に施工することも出来ますし、屋上やベランダなどでもよく使用いたします。


シート防水

工場で生産された塩化ビニル系(その他ゴム系など)のシートを接着剤や金物などで貼り付ける工法です。
屋根の葺き替えで使用したり、広めのベランダなどで使用したりします。
下地の種類問わず施工が可能です。

シート防水

FRP防水

ガラス繊維を樹脂で固め強固な防水層を作る工法です。
主に木造のベランダで使用します。
非常に硬い防水層となるため広範囲の防水には不向きです。

FRP防水

屋根の葺き替え、カバー工法、防水工事について

屋根の葺き替えとは既存の屋根を撤去し新たに屋根を作ることでカバー工法とは既存の屋根を残し新しい屋根を被せることをいいます。
カバー工法は既存の屋根を撤去しないためコストパフォーマンスが高いです。
カバー工法の場合、ガルバリウム鋼板屋根材やアスファルトシングルなどを使用します。

屋根の塗装、葺き替え、カバー工法、防水工事との比較

工事の種類 耐用年数 費用 機能性
塗装 5年程度 10万円程度 塗料により遮熱効果などが付く
葺き替え 20年程度 150万円程度 屋根材の機能性が加わる
カバー工法 20年程度 100万円程度 屋根材の機能性が加わる
屋根の防水工事 20年程度 85万円程度 防水材の機能性が加わる

塗装

塗装に関しては、施工をしても防水性能は上がりません。
使用する塗料の種類によって遮熱性能が付くくらいです。

そのため、長期的なコストパフォーマンスを求められる方には、塗装よりもカバー工法若しくは防水がおすすめです。
カバー工法で使われる屋根材は、グレードによりますが、耐久性が20年~程度あります。
屋根の工事には、足場が必要です。
したがって、足場を仮設する回数を減らすか職人の手間賃(人工)を減らすことによってコストを抑えることができます。
イニシャルコストは塗装よりも高くなるかもしれませんが、長期的な視点から考えるとカバー工法若しくは防水の方が良いです。

カバー工法

カバー工法は、既存の屋根材の上から新しい屋根を被せる工法です。
なので葺き替え工事で必要な既存屋根材の撤去が不要となります。
また、工事日数も短くなるため、職人の手間賃も少なくなります。

防水工法

防水工法は、既存の屋根材の上に新しい防水層(ウレタンやシート)を作る工法です。
カバー工法と同様に既存屋根材の撤去が不要となります。
工事日数も同様に短くなります。

サンウォールではマンションやビルなどの大型物件をいくつも扱っており、ウレタンやシートなどの材料が安く入るため防水の方がカバー工法よりお安くご提案出来ます。
(カバー工法は屋根の厚さが増えるため雨樋などの移設が必要な場合も多くあります、なので防水工法より高いケースが多いです)

また、普通の業者では瓦屋根など屋根材の場合、カバー工法が出来ないので撤去工法になってしまい高くなってしまいます。
ですがサンウォールでは、特殊な工法で防水を施工することができるため、瓦屋根を撤去せず防水工事をすることが可能です。防水はアスファルトシングルやガルバリウム鋼板の屋根材などにも当然、施工可能です。

最近よくアスベストの問題について、耳にする機会も多いのかなと思います。2006年9月以前に製造されたアスベスト(石綿)入り屋根材の場合、葺き替えなどで撤去をする場合、アスベストが飛散しないようにしなければならず、アスベストの産業廃棄物の処分費用が掛かってきます。
カバー工法や防水工法は屋根を撤去しないので飛散の心配がなく、処分費用もかかりません。
カバー工法や防水工法は、耐久性が高く、コストパフォーマンスが高いので、おススメです。

見積を取ったら葺き替え(撤去工法)しかできないと言われた方は、是非、お問合せください。


屋根のカバー工法の流れ

1
板金金物の撤去
1板金金物の状態により撤去若しくは残した状態で施工します。
施工前には当然、高圧洗浄等でコケや汚れを落としておきます。

2
新規ルーフィング貼り付け
ルーフィング=防水シートのことです。
これを水下から水上に向かって隙間なく貼っていきます。

3
新しい屋根材の設置
墨出しをして斜めにならないように綺麗に貼っていきます。

4
板金金物の取付
風で屋根材が飛ばないように端末には板金金物を取り付けていきます。

5
施工完了
綺麗に仕上がりました!これで安心ですね。

施工完了まで1週間程度で完了いたします。

屋根の防水工法の流れ(ウレタン防水)

1
目荒らし
目荒らし
防水材が食いつきやすいように目荒らし(ケレン)を行います。
施工前には当然、高圧洗浄等でコケや汚れを落としておきます。

2
プライマー塗布
プライマー塗布
防水材が剥がれないよう専用のプライマーを塗っていきます。

3
シーリング打設
シーリング打設
隙間を全て埋めていきます。

4
ウレタン防水一層目
ウレタン防水一層目
塗りムラにならないように綺麗に塗っていきます。

5
ウレタン防水二層目
ウレタン防水二層目
膜厚を出し、長持ちするようにします。

6
トップコート塗布
トップコート塗布
紫外線から保護するための材料を塗ります。

7
施工完了
施工完了
隙間が無いか、塗りムラが無いかをしっかりと確認します。

施工完了まで1週間程度で完了いたします。

カバー工法や屋根の防水はメリットがとてもも多く、コストパフォーマンスも良い工事です。
種類や色もたくさんあるので、お客様の好みに合わせてご提案させていただきます。
屋根はお家を守る要です。
リフォームで失敗した!とならないよう、施工業者はしっかりと見極めることが大切です。