省エネ設備リフォームの工事
リノベーションで省エネ性能を向上させると、見た目だけでなく、光熱費の節約や住み心地の向上、さらには環境への貢献にも繋がります。リノベーションで省エネ性能を向上させるには、家全体をよくバランス断熱することがポイントです。
省エネ設備ってどんなものがあるの?
「ZEH」など一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
日本では住宅の省エネ基準が定められており、現在の新築の戸建て住宅では「ZEH」が標準となっています。
ZEHとは、「自宅で使うエネルギーを太陽光発電などではなく、実質ゼロにする住宅」のことをいいます。
具体的には、下記の要素を組み合わせてエネルギー消費を抑えます。
●高断熱化
●断熱材や高性能サッシを使用し、住宅の外気へ熱が逃げない、侵入してこないようにする
●高効率設備の導入(省エネ設備)
●エコキュート、LED照明、ヒートポンプ給湯器などの導入
●太陽光発電や蓄電池を設置し、家庭内の電力を自給

光熱費を削減するリフォーム
断熱リフォーム(壁・床・天井・窓の断熱改修)
エアコンや暖房器具どれだけ性能良くても、断熱性能が悪い台無しです。
断熱工事を行うと冷暖房効率が向上し、エネルギー消費量が約20~50%削減されます。

高効率給湯器の導入(エコキュート・ハイブリッド給湯器)
エコキュートやエコジョーズなど新世代のの給湯器を導入することで給湯にかかるエネルギーを30%程度カットできます。
一般的に給湯機は15~20年程度が耐久年数と言われています。
壊れる前に交換しましょう。

LED照明や省エネ家電の活用
まだ蛍光灯や白熱電球が付いてたりしませんか?
一戸建てで照明を従来の蛍光灯や白熱電球からLEDにするだけで、年間約7,000~10,000円の節約が可能です。

室内温度の安定と快適性向上のリフォーム
床暖房の設置
暖かい空気は下から上へと行くため、床暖房は効率よく室内が暖まります。
フローリングのリフォームの際に一緒に検討されてはいかがでしょうか?

高性能な窓への交換(Low-Eガラス・内窓)
窓サッシのリフォームのところでも触れましたがペアガラスは冷暖房効果を向上させ、結露の発生も抑えられます。
室内のリフォームの際に一緒にご検討ください。

換気システムの導入(熱交換換気)
一般的な換気扇などではなく、室内の温まった空気を逃がさないように換気するシステムです。外気の温度変化を室内に影響させず、新鮮な空気を取り入れられます。換気による室内の温度変化を抑えるので、省エネになります。
